第20冊目

動物のお医者さん 佐々木倫子
第20冊目は『動物のお医者さん』。
あなたはこの漫画が好きなはずだ!このカシオミニにかけてもいい!
と言ってしまうほどキャッチーで癖のない良作。
男でも女でも老人でも子どもでも好きと言わせてしまうのではないかと思うくらい。
ちなみにこの漫画を見て獣医を目指した方も多いのではないだろうか。
佐々木さんの漫画は少女漫画らしく線がシャープな絵が多い。コマの使いかたも少年誌のそれとは大きく違う。
また、特徴としては性格破綻者とそれに振り回される周りの人間という構図が非常に多い。
そこには恋愛も、正義も悪も糞もない。
強面ながらすごく可愛いチョビがただそこにいるだけだ。

前回に引き続き素敵な漫画なので未読の方がいれば是非読んで欲しい。
動物よりも人間のほうがより動物らしいということを実感できるだろう。

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)